双極性障害で障害基礎年金2級を取得し、年間78万円を受給できたケース

男性(30代)自営業
傷病名:双極性障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害基礎年金 年間受給額:78万円

相談時の相談者様の状況

中学生の時憂鬱感が悪化し、クリニックを受診したところ自律神経失調症と軽うつ病と診断されました。薬物療法を開始ししたところ憂鬱感は和らぎましたが、多汗、下痢は継続しており、登校時は両親の車で送ってもらい何とか通学して高校を卒業することができました。

高校卒業後は大学に進学しましたが多汗、下痢は治まらず、徐々に休みがちとなりほとんど学校に行くことができなくなりました。飲酒量が増え、生活は昼夜逆転し、自力での通学はできず母の車で送ってもらっていました。周囲の目が恐く大量のアルコールを摂取するようになりました。下痢、眩暈、吐き気、震え、倦怠感があり自傷行為も数回ありました。
 大学卒業後も昼夜逆転の生活と毎日の大量の飲酒が続いていました。毎日、死にたいと思うほどの絶望感があり希死念慮が強い状況でした。

やがてインターネットで検索して評判が良かった神経内科に転医しました。診断は双極性障害となりました。3週間に1回程度の割合で受診し、処方薬は抗うつ薬から抗不安薬に徐々にシフトしていきました。受診当初は体調が悪く、予約の変更をすることや、症状をうまく伝えられず紙に書いていったり、家族に付き添ってもらうこともありました。日常は就職も進学もせず自宅に引きこもっている状態でしたた。

4年程前に結婚しアクセサリー作りと販売を開始しました。他者とのコミュニケーションが困難であるため、自宅で黙々と製作しています。問屋とはメールのみのやり取りであり、在庫や金銭管理は全て妻が行っています。日常生活においては家事のほとんどを妻に頼っており、自立した生活は送ることができません。社会生活を円滑に送ることは困難な状況であり、障害年金の請求ができないかご相談に来られました。          

相談から請求までのサポート

初診と認定日の病院は同じでしたので受診状況等証明書は不要でしたが、問題はその内容でした。御本人の申立てでは20歳の頃は大学には殆ど行くことができず、昼夜逆転し、大量の飲酒をしていたとのことでしたが、診断書では、問題なく大学生活を送れ労働能力は普通と書かれていました。御本人にはこの診断書では認定日はかなり難しいとご説明いたしましたが、御本人のご希望であえて先生には見直しをお願いしませんでした。

 結果

現症日で障害基礎年金2級が決定し、年額78万円を受給することができました。

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