男性（60代）　会社員
傷病名：大腿骨頭壊死症
居住地：神奈川県
決定した年金種類と等級：障害共済年金3級
受給額：年額220万円　遡及額264万円

相談時の相談者様の状況

　股関節周辺に痛みを感じるようになりました。日常生活に大きな支障はありませんでしたが、徐々に痛みが強くなったため、病院を受診しました。診察の結果、両特発性大腿骨頭壊死症と診断され、早急に手術が必要と判断されました。2か月後に左大腿骨人工骨頭置換術、更にその2か月後に右大腿骨人工骨頭置換術を受けました。術後は3ヶ月に1回の経過観察を続け、その後、年1回の受診となりました。診察ではレントゲン検査や屈伸・可動域・脚力の確認を行っています。日常生活では、走ることを控え、重いものを持つことはできません。就労時には、長時間の立位や痛みがある際には配慮を受けながら勤務しています。現在も年に1回の通院を継続し、経過観察を行っています。

相談から請求までのサポート

　問い合わせフォームからご連絡をいだきました。大腿骨頭壊死症で両足人工骨頭に置換したとのことでした。初診から1年6か月以内に置換していますので、置換日が障害認定日になり、ここまで遡っての申請が可能となります。また御相談者様は既に厚生年金の被保険者ではありませんでしたので、特別支給の老齢厚生年金障害者特例を選択することができます。これは障害年金3級以上に該当いたしますと、本来貰えない定額部分が貰えるようになるというものです。

結果

　障害共済年金3級を取得したが特別支給の老齢厚生年金障害者特例を選択し、年額220万円、遡及で264万円を受給できました。