【社労士監修】ペースメーカー・ICD装着で障害年金はもらえる?等級と申請のポイント
最終更新日: 2026-4-22 社会保険労務士 遠藤 隆

【結論】ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)を装着している方は、障害年金の受給対象です。
ペースメーカーやICD(植込み型除細動器)を装着している場合、原則として障害等級3級、CRTやCRT-Dは2級に該当し、要件を満たせば障害年金を受給できます。
この記事が向いている方
✅ ペースメーカーやICDを装着しており、障害年金の対象か知りたい方
✅ 自分の装着している機器が何級に該当するのか確認したい方
✅ 心臓の病気で将来的な経済面に不安がある方
✅ 障害年金の申請準備や、社労士への依頼を検討している方
この記事の目次
- 障害年金の等級と認定基準|3級と2級の違い

- そもそも障害年金とは?
- 申請時に知っておくべきポイント
- 当事務所の受給サポート事例
- よくある質問(FAQ)
- まとめ|早期の準備が受給への近道です
- ご相談について
障害年金の等級と認定基準|3級と2級の違い
心疾患における障害年金の等級は、装着している医療機器の種類によって明確な目安が設けられています。
| 装着機器 | 等級の目安 |
| ペースメーカー | 3級 |
| ICD(植込み型除細動器) | 3級 |
| CRT(心臓再同期療法) | 2級 |
| CRT-D(除細動器機能付きCRT) | 2級 |
※本記事は厚生労働省「障害認定基準」に基づいて解説しています。
※厚生労働省の基準でも、ペースメーカーやICDは原則3級、CRT等は2級とされています。
【重要】等級は「機器+日常生活」で判断される
上記はあくまで目安であり、実際の認定では以下も考慮されます。
- 心機能の状態(検査結果)
- 日常生活の制限
- 労働能力への影響
👉 同じ機器でも、状態によっては上位等級に認定されることがあります。
そもそも障害年金とは?
障害年金は、病気やケガによって生活や仕事に制限が生じた場合に、原則20歳から64歳までの方が受け取ることができる公的年金です。老齢年金や遺族年金と同様に、加入者が納付した保険料によって支えられている制度です。
手術費用や通院費など、長期的な治療には経済的な負担が伴います。障害年金を受給することで、経済的な不安を少しでも和らげ、治療や療養に専念できる環境を整えることが可能です。
申請時に知っておくべきポイント
障害年金の申請には、医師の診断書や病歴就労状況等申立書など、複数の書類が必要です。
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診断書の内容が審査の鍵
障害年金の認定は、提出した診断書の内容がすべてです。特に心疾患の場合、検査数値だけでなく、日常生活における制限の度合いや、自覚症状が正しく記載されているかが重要です。
働きながらでも受給できる可能性がある
障害年金は、必ずしも「働けない状態」でなければならないわけではありません。仕事をしていても、障害による制限が認められれば受給可能です。特にペースメーカー等の機器装着が明らかな場合、書類さえ適切に準備できれば、働きながらでも受給できる可能性が十分にあります。
当センターによるペースメーカーやICDでの受給事例
事例1:心不全(50代・女性) 心不全によりICDを装着。障害厚生年金3級(年額約61万円、遡及額41万円)を受給。
うっ血性心不全により埋込み型除細動器(ICD)を装着し、社会的治癒を援用して障害厚生年金3級を取得、年額61万円、遡及で41万円を受給できたケース
事例2:徐脈性心房細動(60代・男性) 徐脈性心房細動によりCDTを装着。障害厚生年金2級(年額約148万円)を受給。
よくある質問(FAQ)
Q. ペースメーカーを装着していれば、必ず障害年金はもらえますか?
A. 装着している事実は重要ですが、書類上の要件(初診日や保険料納付要件など)をクリアしている必要があります。また、医師の診断書に適切な記載がなされていることが受給の鍵となります。
Q. 3級と2級で金額はどれくらい違いますか?
A. 障害厚生年金の3級と2級では、受給額に大きな差が出ます。また、2級の場合は障害基礎年金が加算されるため、生活保障の面で非常に重要です。個別の診断内容により認定される等級が変わるため、まずはご相談ください。
Q. 働いていても申請できますか?
A. はい、可能です。障害年金は就労の有無だけで可否が決まるわけではありません。ペースメーカーやICDを装着し、日常生活や就労に一定の制限がある場合、その現状を正しく申請することが大切です。
Q. 申請にはどのくらい時間がかかりますか?
A. 初診日の特定から診断書の取り寄せ、書類作成まで、数ヶ月単位で準備が必要なケースが一般的です。症状固定(治療の効果が安定した状態)になったら、早めに着手することをおすすめします。
まとめ|ペースメーカー・ICDは等級の目安が明確
ペースメーカーやICDを装着されている方は、障害年金の受給対象となる可能性があります。
- ペースメーカー・ICDは原則3級
- CRT・CRT-Dは2級が目安
- 診断書の内容が結果を左右する
- 就労中でも受給できる可能性あり
ご相談について
ペースメーカーやICD装着に伴う障害年金の申請は、医学的知識と制度への深い理解が必要です。当事務所では、豊富な実績をもとに、あなたの状況に合わせた最適なサポートを行います。
状況に応じた具体的な進め方については、無料相談で個別にご案内しています。
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