男性(50代) 無職
傷病名:左肺多形癌
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎厚生3級
受給額:年間84万円
相談時の相談者様の状況
咳き込むことが多くなり、体重が7㎏減少しました。夜咳き込んだ時に左前胸部、背部に痛みを感じ、血痰が出た為、翌日に病院を受診することとしました。受診したところ、左肺に巨大な腫瘍ができていることが判明しました。入院し検査した結果、手術、その他抗がん剤治療等も出来ない程の状態だと診断されました。検査の際肺炎になり、回復するまで入院しました。その後セカンドオピニオンを求めてがんセンターに転院しました。
ここで左肺の全摘出手術を行い2週間後に退院しました。退院後は月に1回、2週間程度入院し、抗がん剤治療、放射線治療等を行いました。その後自宅にて療養していましたが、動悸息切れが酷く日中ほぼ横になって過ごしていました。その後は月1回の検診及び3ヶ月おきのCT、MRI検査で経過観察となりました。
現在は疲れが酷く動悸息切れ、眩暈、痛み、会話が困難(声が出し辛い)といった症状が毎日あり、大きく咳き込んだりと日常生活に支障をきたしています。病院でガンでも障害年金が受給できるとお聞きになりご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
ガンの診断書の場合、先生が細かく病気についてご記入いただけない傾向にあります。特に判断にあたりステージが幾つなのかをご記入いただきたいのですが、指定欄がない為書いて頂けない事が多く見受けられます。従いましてどの様なことを診断書に書いてほしいのか診断書を医師に依頼するときに明確にする必要があります。
今回は一般状態区分がイでステージも記入してもらえませんでしたが、肺を摘出している為容易に呼吸不全に陥るとの記述があった為か受給に至りました。
結果
障害厚生年金3級を取得、年間84万円を受給することができました。