肝細胞癌転移による人工肛門設置術で障害厚生年金3級を取得、年額122万円、遡及で327万円を受給できたケース

男性(50代)会社員
傷病名:肝細胞癌
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額122万円、遡及額327万円

相談時の相談者様の状況

 健康診断を受けたところ、γ-GTPが200を超え要精密検査となりました。精密検査を受けたところ腹膜播種を指摘されました。翌年、腹腔鏡補助下試験回復術、腹膜播種生検を行った結果、原発不明癌、腹膜播種の診断となり化学療法施行となりました。ステージⅣ、余命1年の宣告を受けました。
 セカンドオピニオンを求めて専門病院を受診しましたが、診断は大学病院と同じでした。この結果に満足できませんでしたので、サードオピニオンを求め専門医の診療を受けるべく受診しました。ここで翌年大腸全摘術、回腸切除術、腹膜切除術、脾摘出術、大網切除術、単孔式回腸永久人工肛門造設術を受けました。
 現在15㎏の体重減となり、日常生活では多くを家族に頼っている状態です。また、下腹部圧迫感や、人工肛門の付け根部分のただれ及び鈍痛、手足症候群による手指の動作困難や強い痛み、常時の足指の痺れ、全身に電気が走るようなピリピリとした痛み、著しい倦怠感、脚の浮腫等に悩まされています。癌で障害年金が受給できると知り、奥様がご相談に来られました。

相談から請求までのサポート

 人工肛門を設置した場合、障害等級3級に該当いたします。御相談者様は初診が厚生年金でしたので、3級の受給が可能とご説明を致しました。

結果

障害厚生年金3級が決定し、年額122万円、遡及で327万円を受給することができました。

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