慢性疲労症候群で、著しい倦怠感、体力減退、筋力の衰え等を感じ、一日中横になって過ごすことが多い状態となり、障害厚生年金3級を受給できたケース

女性(50代):無職
傷病名:慢性疲労症候群
居住地:神奈川県
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額: 年額60万円

相談時の相談者様の状況

 低血糖の症状により経過観察中でしたが、重度の倦怠感が一向に回復しないため、東洋医学の病院を受診してみることとしました。慢性疲労症候群と診断され、体力を戻すことを最優先し漢方が処方されました。アルバイトを始めるほどまで体調が回復していたにも関わらず、通院の度に処方が変わり、症状が悪化したた為、転院したところ以前の担当医に診ていただけることとなりました。これだけ長期にわたる疲労は、やはり慢性疲労症候群によるものであると診断さました。月1回通院し、脈診、触診生活指導を受け漢方薬が処方されています。現在は、著しい倦怠感、体力減退、筋力の衰え、集中力の低下、思考力の低下、睡眠障害、頭痛、感覚過敏等といった自覚症状があり、一日中横になって過ごすことも多いです。

相談から請求までのサポート

 お電話にてお問い合わせがありました。慢性疲労症候群でほぼ一日中横になっている時間が多いとのことでした。慢性疲労症候群は「その他」の診断書を使用いたしますが、2級に該当する為には一般状態区分「エ」に判定してもらう必要があります。「エ」につけてもらう為には日中の50%以上は就床していなければならず、お電話にてお話をお聞きした内容では2級は難しそうとお伝えいたしました。ただ初診が厚生年金加入中でしたので3級の可能性はあるとお伝えしたところご依頼となりました。なお慢性疲労症候群で申請する場合、「慢性疲労症候群の障害状態について診断書を作成されるお医者様へ」に記載がありますように、診断書にPS値を記入してもらう必要があります。PS値につきましてははっきりとした基準はありませんが、PS3~PS5が3級相当、PS5~PS8が2級相当、PS9が1級相当という感じがいたします。

結果

 障害厚生年金3級を取得、年額60万円を受給できました。 

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