脳出血による肢体障害で障害厚生年金2級を取得、年間215万円、遡及で72万円を受給できたケース

男性(50代) 無職
傷病名:脳出血
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年間215万円、遡及額72万円

相談時の相談者様の状況

勤務先で倒れているところを発見され、救急搬送され手術を受けました。術後は目も見えず、耳も聞こえず手足も動かない状態でした。徐々にリハビリを開始しましたが、病棟に空きが無かったためリハビリの病院に転院しました。ベッドから車椅子に移ることなど指導されリハビリを行いましたが自分が何をしているのか理解できていませんでした。右手、右足に力が入らず脳も働いていない状態で、左手だけがやっと動いている状況でした。重症の為通常よりも1ヶ月多く入院し退院後は毎週受診しました。アイビス治療の為1ヶ月入院しリハビリを続けました。退院後はアイビス治療の為の機械を購入し、在宅治療に切り替えました。
現在リハビリの為月2回通院しそれとは別にリハビリスタジオグランドアップに月4~5回通っています。失語症も残存している為、言葉がなかなか出ず、字の読み書きや数字の理解にも困難があります。日常生活全般において家族の援助が不可欠な状態です。今回は相談者様を心配されたケアマネージャーから電話があり、御父様がご相談に来られました。

相談から請求までのサポート

脳血管疾患による肢体障害の場合、初診から6か月で症状固定が認められれば、6か月目を障害認定日で進めることができますが、先生は症状固定と認めてくれませんでしたので、原則通り1年6か月での障害認定日で行うこととしました。左半身の筋力はほぼ半減か著減で、常時杖を使用し日常生活動作にかなり不自由を感じていましたので2級レベルの診断書が出来上がってきました。

結果

障害厚生年金2級を取得、年間215万円、遡及で72万円を受給できました。

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