男性(30代) 無職
傷病名:双極性障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害厚生年金 : 年間78万円
相談時の相談者様の状況
高校時代からパニック障害の診断を受け治療等を受けていましたが、希死念慮が強まり、自殺未遂で救急搬送されました。大学入学後も病状は悪化し、不登校が続き、過眠なども相まって昼夜逆転するようになりました。大学は取得単位が足りず、同年春に中退となりました。短期アルバイトを始めるようになりましたが、仕事上のストレスから家の中で暴れ、過眠により出勤できなくなり、アルバイトを退職しました。退職後は1年以上引きこもりとなりました。就労支援施設から不動産会社へ障害者雇用で就職が決まりましたが、体調不調が続き、出勤できなかったことからイライラ感が頂点を迎え、夜に暴れ始めました。警察に保護され、措置入院となり結局退職になりました。
退院後の通院先として、自宅から通院しやすいメンタルクリニックを知人から紹介されましたが、新型コロナの影響により一時受け入れがストップしていたため、受け入れ再開までの間、薬物療法を続けました。やっと診察を受けたところ双極性障害と診断されました。デイケアに通所を開始しましたが、過眠又は全く寝付けないことが度々あり、定期的に通うことができません。日常生活は多くの援助を要し、安定して就労できる状況ではありません。
相談から請求までのサポート
4年程前にご自分で申請されましたが、不支給になってしまいました。その後諦めていましたが、弊社で申請を行った方からご紹介を受け、御相談に来られました。前回の資料は残っていませんでしたので何故不支給になったのかはわかりませんでしたが、日常生活の状況をお聞きしたところ可能性有と判断いたしました。
結果
障害基礎年金2級を取得、年間78万円を受給することができました。