女性(30代) 主婦
傷病名:うつ病
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額59万円 遡及額321万円
相談時の相談者様の状況
パワハラを受け不眠が続き、職場を遅刻することが毎日になりました。症状が次第に酷くなり出勤することができなくなった為、病院を受診することにしました。うつ病、パニック障害と診断され、投薬治療を受けました。しかし徐々に症状が悪化し、バスに圧迫感で乗れず、病院は車で母に送ってもらっていました。
睡眠薬の過剰摂取で身体が全く動かず過呼吸になった為、病院へ搬送されました。検査の結果、異常なしと言うことで帰されましたが、翌日再度睡眠薬を飲み、人形のように身体が動かなくなった為、再度病院へ運ばれました。病院に到着した際には興奮状態で、過呼吸で病院内で大声で叫んでいました。
通院は母親に車で連れて行ってもらっていたましが、半年後、体が動くようになり一人で電車に乗れるようになった為、就労を開始しましたが1ヶ月程度で就労困難となってしまいました。寝込む日も多々あり、家事全般は夫が担っていました。夫が出張の際は、冷凍食品やカップラーメンなどを買い込み引籠っていました。体調の浮き沈みが非常に激しく、本など活字が読めなく理解できませんでした。働こうと考えますが、就職活動をするだけで頭が非常に疲れ、何もできません。不眠、頭痛、倦怠感、物忘れが激しい、不安感が強い、音に敏感、情緒不安定といった症状があり、一日中ソファーでボーっとしていたり、寝込むことが多い状況です。家族以外の人には自分の症状がなかなかわかってもらえず、非常に苦しいです。日常生活では家族の支えが不可欠です。
相談から請求までのサポート
初診は10年程前のクリニックでしたが、カルテは残っていました。認定日、現症日とも就労していませんでしたので認定日請求を行うことにし診断書を取りましたが認定日は3級ギリギリ、現症日も2級レベルではありませんでした。厳しいかなと思いましたが結果、認定日で3級を取得し、5年遡及が認められました。
結果
障害厚生年金3級が認められ、年額59万円、遡及で321万円を受給されました。