男性(40代) 無職
傷病名:アスペルガー症候群
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額130万円
相談時の相談者様の状況
大学卒業後は中学校の職員として就職しましたが、服装や言葉遣いについて上司から度々注意を受けました。書類作成では誤字脱字が多く、集中力も続かないため仕事の正確さに欠けていました。落ち着きのなさや不用意な言動の多さから、周囲と自分とは違うのではないかと考え始めるようになり、メンタルクリニックを受診したところ、発達障害の検査を勧められ、ADHD・アスペルガー症候群の診断を受けました。自宅近くのクリニックに転医したところ、発達障害と診断されました。
子育てと仕事の両立が負担となり、子どもの泣き声が夕方になると大きく聞こえたり、照明がまぶしく感じたりすることが増えました。仕事中に眩暈や立ち眩みが起こることが多くなり休みがちとなりました。また職場での対人ストレスが強まったことで、就労の継続が困難となり退職になりました。日常生活では妻との会話も成立せず、家庭内でも孤立しています。就労能力も日常生活能力も著しく欠如しており、障害年金の請求に至った。
相談から請求までのサポート
以前からお問い合わせを頂いていましたが、連絡がつかなくなってしまったところ、突然ご訪問いただきました。数日前に退職となり、経済的に不安を感じて、いてもたってもいられなくなったようでした。日常生活状況を細かくヒアリングしたところ受給可能性有と判断し、その旨お伝えしたところご依頼となりました。
結果
障害基礎年金2級を取得、子の加算と併せ年間130万円を受給できました。