男性(50代) 無職
傷病名:筋委縮性側索硬化症(ALS)
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年額243万円
相談時の相談者様の状況
右上腕がピクピクすることを自覚した為、自宅近くの整形病院を受診しました。しかし異常はなく、暫く様子を見ることとなりました。この頃から右手で持った風呂の手桶を落とすことや、勤務先で使用するドライバーが回しにくいことが発生したため、専門病院を受診したところALSと診断されました。まもなく右肩に痛みが発生し、右腕を上げられなくなりました。物の移動運搬、衣類の着脱、入浴等、妻の介助が必要な場面が発生しました。
症状は進行し、筆記用具や箸を使えなくなり、ペットボトルの蓋を開けられなくなりました。衣服の着脱も困難となり、シャツのボタンが留められなくなりました。靴を履くこと、紐を結ぶこと等日常の動作が困難になりました。やがて左肩に痛みが発生し、左腕も上げられなくなりました。現在、症状は更に進行し外出が困難で、日常生活の身のまわりのことも多くの介助が必要な状況です。
相談から請求までのサポート
筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気で難病指定をされています。この病気の影響で日常生活がどのように制限を受けるかで受給可能性が決まってきます。詳しくヒアリングしたところ受給可能性は高いと判断し、御説明したところご依頼になりました。
結果
障害厚生年金2級を取得、年額243万円を受給することができました。