女性(50代) 無職
傷病名:統合失調症
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額77万円
相談時の相談者様の状況
約16年前にあることをきっかけにパニック発作を起こしたことをきっかけに、現在まで精神科を受診していたが、自分が障害年金を受給できるとは思っていなかったそうです。以前、当センターが障害年金制度を知らない方向けに配布したチラシを保管されていて、話だけでもとご相談をうけました。治療をしているものの幻聴・幻覚の症状が強く、生活面でも長い間就労できない状態が続いている状態でした。精神福祉手帳は10年ほど前に取得されていますが3級相当でしたが、統合失調症の障害認定基準を面談時にご説明する中で2級相当に該当する可能性があることから申請サポートをさせていただくことになりました。
社労士の見解
治療歴も長く、お伺いするエピソードからも、幻覚・妄想等の異常体験から日常生活活動能力が著しく低下しているご様子でした。就労も長い間できていない状態で生活面でもサポートが必要な状況です。ご様子を聞く限り障害基礎年金2級相当と判断いたしました。
相談から請求までのサポート
手帳の等級も3級と現在の状況より軽いのではと思われたため、日常生活状況についての具体的な状況をお伝えすることに注力しました。病状から病歴や日常生活状況についてまとめていくことが難しいためご負担の内容何度かに分けてヒアリングさせていただきました。先生にご記載いただいた内容も依頼者の方の病状や日常生活を反映された診断書をご記載いただきました。
結果
結果、障害基礎年金2級を受給することができました。就労できない状態が長く続いていたため年金の受給が心の安心につながればと思います。