男性（30代）　無職
傷病名： 自閉症スペクトラム、双極性障害
居住地：横浜市
決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級
受給額：年額77万円

相談時の相談者様の状況

お母さまからご子息の相談をいただきました。幼少のころから周囲との関係がうまくいかず、ストレスから不眠・被害妄想・幻聴・希死念慮などの症状で中学生のときに精神科を受診、当初はストレス障害・適応障害との診断を受け、高校はサポート校を卒業後、専門学校に進学したもののパワハラをうけ退学されました。その後アルバイトを試みるものの対人関係が築けず、精神症状を合併する状態で、就労もできない状態が続いており、障害年金を考えるようになったそうです。

社労士の見解

ご面談の際に、日常生活状況についてお聞きすると現在もほぼ家に引きこもっている状態で、主たる症状である自閉症スペクトラムに加え、双極性障害を合併されており精神福祉手帳の等級は3級でしたが、病態や投薬の状況・病歴の長さ・日常生活の状況から２級相当の状態であり、２０前障害として障害基礎年金の申請が必要な状態であると強く感じました。

相談から請求までのサポート

発達障害であるため病歴・就労状況等申立書を出生から記載する必要があります。どこまで書けばいいのかお悩みになる方も多いため、記載いただく期間等をわけて、情報をいただき不明点については追加のヒアリングをさせていただき、まとめさせていただきました。初診が古いため、カルテが残っていませんでしたが、レセコンの記録や２件目の病院への手配などを代行させていただきました。医師への診断書の依頼や内容の確認など複雑な作業を代行させていただきました。

結果

結果、基礎年金2級を受給することが出来ました。精神的な安心につながっていただければと思います。