男性（40代）：会社員
傷病名：上行大動脈瘤
居住地：神奈川県
決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級
受給額： 年額79万円

相談時の相談者様の状況

　会社での健康診断を受けた際に、心拡大の異常を認められたため近医で心エコー検査を実施したところ上行大動脈の拡張ありとの指摘を受けました。咳、息苦しさといった症状があったものの日常生活においての支障はなく、仕事も問題なくこなせていました。その後、循環器内科を受診し、心エコー、CT検査を実施したところ上行大動脈瘤および大動脈弁閉鎖不全症と診断され、人工血管置換術を実施しました。退院後は自宅療養および薬物療法を行なっています。日常生活においては起立性のめまいや立ち眩みの発生頻度が増えており、2～3㎏程度の重いものでも持てずに制限を受けている状況です。

相談から請求までのサポート

　1分間受給判定からお問い合わせがありました。胸部大動脈瘤で人工血管に置換したが障害年金は貰えないかとの内容でした。人工血管に置換した場合、3級に認めてもらえますが一般状態区分が（ア）ですと受給できません。病院によっては術後3か月を経過しないと診断書を書いてもらえない場合があり、そうなりますと（ア）につけられる可能性が高くなります。先生にいつの現症日で診断書を作成できるのか、またその場合の一般状態区分はどこになるのかを確認していただいたところ、該当しそうでしたのでその旨お伝えしたところご依頼となりました。

結果

　障害厚生年金3級を取得、年額79万円を受給できました。