一般雇用でフルタイム勤務中ながらも、高次脳機能障害で障害厚生年金3級を遡及で受給できたケース

男性(30代):会社員
傷病名:高次脳機能障害
居住地:神奈川県
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額: 年額68万円 遡及額140万円

相談時の相談者様の状況

 朝3時頃に頭痛で目を覚まし、その際に微量の失禁がありました。体調不良を感じながら出社しましたが、通勤途中で駅を間違えたり、切符を入れたポケットが分からなくなるなどの違和感がありました。会社に着いてもパスワードを思い出せず、靴箱やロッカーを間違えるなどの行動が見られました。上司に早退を促され帰宅しましたが、異常行動が続いたため救急車を呼び、病院へ搬送されました。そのまま入院し、複数の薬物治療を受けましたが、物忘れが激しくメモを取ることも困難でした。この頃から記憶力が著しく低下し、常にメモを持ち歩くようになりました。電話中に話しかけられると内容が入らず、言われたことを忘れてしまい、他人に対して怒りやすくなりました。また部屋の中で財布や鍵を探すことが多くなりました。現在、一人暮らしをしていますが、月に2〜3回両親が援助に来てくれています。職場復帰はしましたが、記憶力が低く新しい出来事を覚えられない状態です。日常生活は両親の助けを借りながらなんとか過ごしています。

相談から請求までのサポート

 認定日請求をいたしましたが、先生は障害状態がそれほど重いとは考えておらず、ぎりぎり3級といった内容でした。しかも一般就労中でフルタイム勤務中で、このまま提出すると不支給決定になる可能性が高い為、職場での就労状況、配慮状況を職場の上司に証明してもらい、参考資料として提出いたしました。

結果

 障害厚生年金3級を取得、年額68万円、遡及で140万円を受給できました。

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