男性（50代）：会社員
傷病名：不整脈原性右心室心筋症
居住地：神奈川県
決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級
受給額： 年額108万円　遡及額328万円

相談時の相談者様の状況

　自宅で気分不快感を自覚し、その後外出中に路上で倒れました。通行人に発見され救急要請を受け、搬送されました。肺塞栓症が疑われましたが、CT所見では凝血塊が認められず、多重度肺病変も見つかりませんでした。病歴や所見から不整脈原性右室心筋症が疑われ、精査加療目的で入院しました。心エコー、心電図、心臓MRI検査により不整脈原性右室心筋症と診断され、抗不整脈薬で管理されました。ペースメーカーの植込みが適応されましたが、本人の希望により一時退院し、その後再度入院してICD植え込み手術を受けました。退院後は2カ月に1回の定期検診とICDの動作チェックを年2回受けています。その後、内服調整により現在まで作動なく経過しています。

相談から請求までのサポート

　HPのお問い合わせフォームからご連絡がありました。ご相談様は不整脈原性右心室心筋症により、初診日から1年半以内にICDを装着されていらっしゃいました。この場合障害認定日は装着日になり障害等級3級に認めてもらえます。通常障害認定日請求の場合、初診から1年6か月後から3か月以内と現在の診断書の2枚必要ですが、今回のICDのような人工物装着系は現在の診断書1枚あれば事足ります。障害年金制度とシステムのご案内をしたところ、お電話にてご依頼となりました。

結果

　障害厚生年金3級を取得、年額108万円、遡及で328万円を受給できました。