盲腸がんにより日常生活は夫の援助が必要な状態となり、障害厚生年金3級が認められたケース

女性（50代）　主婦
傷病名：盲腸がん
居住地：神奈川県
決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級
受給額：年額58万円

相談時の相談者様の状況

　右下腹部痛、右足付け根の痛み等があった為、様子を見ていたが治まらず近医内科を受診しました。点滴を受けたところ腹痛が軽快したため帰宅しましたが、帰宅後痛みが再燃した為、救急搬送されました。精密検査の結果大腸癌ステージⅣと診断され入院となり、結腸切除術、リンパ節摘出術を受けました。一旦退院し、抗がん剤治療を開始しましたが、化学療法中は耳下腺の痛みのため口が動かすことができず、水分も取れないような状況でした。現在は3ヵ月に1回通院し、経過観察を行っていますが、体重が10㎏まで減少しました。。全身の倦怠感、食欲不振、動悸、息切れ、手足の痺れ、関節の痛み、肋骨の下の痛み、感覚の麻痺、めまい、頭痛といった自覚症状があります。やむを得ず家業を手伝っていますが、体調不良のためほぼ出勤できていません。書類をベッドに持ち込み横になって取り組むこともありますが、関節の痛みや指の痺れによりペンを持つことも、パソコン入力も厳しい状態となっています。日常生活では家事のほとんどを夫が行っており、座っていることもできないため、一日のほとんどを横になって過ごしている状況です。

相談から請求までのサポート

　盲腸がんでステージⅣとなり、一日の半分以上を横になって過ごしているとのことでした。家事は全て夫に頼っており、体重も激減していらっしゃいました。一般的にガンでの請求は難しい傾向にありましたので、その旨お話いたしましたがぜひ申請したいので依頼したいとのご意向でした。

結果

　障害厚生年金3級を取得し、年間58万円を受給されました。

投稿者プロフィール

社会保険労務士　遠藤隆: 当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は神奈川県横浜市・川崎市を中心に、全国対応の障害年金申請サポートを行っております。障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。相談実績11,500件以上の事例をもとに、一緒に考え、解決していきましょう！