女性（20代）： 無職
傷病名：重度知的障害 居住地：神奈川県横浜市
決定した年金種類と等級：障害基礎年金1級
受給額： 年額98万円 遡及額444万円
相談時の相談者様の状況
幼少期から発達の遅れを指摘されました。検査の結果、知的障害を伴う広汎性発達障害と診断されました。幼稚園では母親から離れることが難しく、宿泊行事を体調不良で途中帰宅したことがきっかけで、現在も宿泊を避けています。音に敏感でサイレンや特定の音を嫌い、耳を塞ぐ様子もありました。小学校では普通級に在籍し、学習面では特に算数の理解が困難で、支援員の補助を受けていました。偏食が強く、食べられるものが限られていました。中学校では個別支援級に在籍しましたが、注意を受けることを苦手とし、行き渋りが多く見られました。高校では支度に時間がかかり遅刻することが増え、登校時に母親の支援を受けていました。卒業後は就労を予定していましたが、環境の変化や感染症の影響で自宅での生活を続けています。現在も定期的に通院し、感覚過敏や社会的理解の困難さがあり、金銭管理や生活全般において母親の援助を受けています。
相談から請求までのサポート
障害者グループホームからのご紹介でした。現在療育手帳A2をお持ちで、遡及請求はできないかとのお問い合わせでした。以前お母様が申請を試みましたが、諦めてしまわれたようでした。知的障害者の場合、掛かりつけ医がいない場合が多いのですが、ご相談者様は18歳の頃から通院を継続しており、先生も診断書を書くと仰っていましたので特に問題なく進めていくことができました。
結果
障害基礎年金1級を取得、年額98万円、遡及で444万円を受給できました。
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