女性(40代)無職
傷病名:広汎性発達障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金現症日2級
障害厚生年金 年間受給額:123万円
相談時の相談者様の状況
ご相談の際は、お兄様と一緒にご来所になりました。
学生の時からコミュニケーションが取れず、大学卒業後、数年間会社勤務するものの精神的負担が増していき、発病されました。
その後はご両親の保護下で過ごされましたが、ご両親を亡くされてから病状が悪化し、今後のことがご心配になり、ご相談にいらっしゃいました。
相談から請求までのサポート
相談時の様子も精神的に不安定な状態で、ご同伴いただいたお兄様からお話が聞けたのは非常に助かりました。
発病当初の診断名は「統合失調症」でしたが、申請時には、広汎性発達障害を主症状に気分変調症、境界知能などの診断名に変わりました。
初診日は厚生年金でしたが、軽度の知的障害があり、病歴は出生から記載いたしました。
また通院していない期間が約14年あるため社会的治癒とならないよう、その間通院しなかった理由や、精神疾患の様子を記載するように、心がけました。
知的障害の程度が軽く後発傷病の確定が発達障害のため、20前障害とはならず、障害厚生年金の請求が通ったものと思います。
途中診断書依頼から作成いただくまでの期間が長く何度も医療機関に問い合わせをいたしました。
時間はかかりましたが、診断書の内容は丁寧で非常に病状が伝わる内容出した。
結果
結果、事後重症請求で現症日2級の障害厚生年金を受給することができました。
現在は障害者向けグループホームの入居など公的サービスを利用しながら日常生活をすごされているという事です。
必要な方に必要な給付を届けることができ、職員一同やりがいを感じた案件です。