男性(30代)正社員(障害者雇用・週5日勤務)
傷病名:高次脳機能障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
l 相談時の相談者様の状況
年金事務所に相談に行ったものの、自分たちで手続きを進めるのは困難であると、ご家族がご相談にいらっしゃいました。大学時代のスポーツ事故により高次脳機能障害となり、障害者枠で週5日、1日6時間勤務されていました。勤続年数は5年以上であり、安定して就労が継続出来ている様でした。そこで、職場での就労状況や日常生活を詳しくヒアリングしながら慎重に進めることにしました。
l 相談から請求までのサポート
日常生活の状況を家族からヒアリングしたところ、記憶障害等の症状が重く、日常生活に著しい支障をきたしていることが分かりました。また職場においては、多大なる配慮や援助があるからこそ、長年勤務の継続ができているとのことでした。そこで、日常生活におけるエピソードをまとめて主治医へ情報提供するとともに、職場の直属の上司からも聴き取りを行いました。
l 結果
障害基礎年金2級の受給が決定しました。精神疾患の場合、就労状況は審査に大きく関わり、就労状況によっては厳しい結果となることも多いのが実状ですが、適切な方法で進めれば認定されるものであると改めて感じた事例でした。