男性(30代) 無職
傷病名:左腕神経叢損傷
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
年間受給額:113万円 遡及額47万円
相談時の相談者様の状況
晩御飯を外食で済ませた後バイクで自宅に帰る途中、進行方向左側のコンビニから出てきた車に衝突、救急車で運ばれました。病院に運ばれ、全身検索の結果、第5.7頚椎骨折、頚部挫創、鎖骨骨折が認められ、腕神経叢引き抜き損傷、頚部挫創、頚椎骨折、鎖骨骨折と診断されました。緊急入院となり骨折に対しては固定が行われ保存的加療となりました。
筆神経叢引き抜き損傷に関して他の病院への紹介状が出され受診しました。腕神経叢引き抜き損傷に対して、神経再建術をすることになりました。再建手術後の経過観察及びリハビリを行っていましたが、左腕は廃用状態であり元の仕事には戻れる状況ではありませんでした。会社を退職し就労ができていない状態になり、経済的不安から障害年金が申請できないかご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
横浜ラポールの出張面談に来られました。ヒアリングの結果左上肢の機能は全廃しており認定日当時も変わらないとの印象でしたので、認定日請求を行いました。予め日常生活における動作のヒアリングを行い診断書作成の資料として添付しましたが、出来上がってきた診断書を見ると、筋力は肘や手の筋力が「やや減」であったり、日常生活動作もできない動作が「やや不自由」であったりと、現状に即していない部分が散見されました。本人を通じて先生に見直しを頼みましたが、結果直してはくれませんでした。仕方なく若干の懸念を残したまま請求しました。
結果
障害厚生年金2級が認められ、年額113万円、遡及で47万円を取得されました。結果がどうなるのか不安でしたが何とか2級に決まりご本人も喜んでいました。