急性白血病による血液の障害で障害厚生年金3級を取得、年間122万円を受給できたケース

男性(50代) 会社員
傷病名:急性白血病
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給決定額:年額122万円

相談時の相談者様の状況

職場の定期健康診断を受診したところ、白血球が標準値を割込み、例年の半分の数値(3800)という結果が出たため、勤務先の診療所に相談することにしました。再度血液検査を行ったところ、赤血球他の血球全体が減少していることが判明し、産業医の紹介で大きな病院を受診することにしました。受診した結果、白血病の診断となり即入院となりました。半年ほどは入退院の繰り返しで、退院期間中は最低一回の外来受診をしました。また、退院中は療養の指示があり仕事は時短勤務となりました。しかし翌年白血病の再発し入院となりました

化学療法を行いましたが、爪の間にとげが刺さったような痛みが継続的にありました。ペットボトルやプラの袋の開封に支障をきたしました。右手親指は特に酷く、指を握りしめられないため箸を使うのに苦労しスプーンやフォークを使用せざるを得ない状況でした。洋服のボタンをかけられないこともありました。また足の裏一面が痺れており荷物を持ったり、下り坂で体重が加わると酷くなりました。買い物の際はカートを押す事も辛く帰宅後は横になるような状況でした。退院後、時短で復職しましたが椅子に座っているのも半日程度が限界で、立ち仕事は足の痺れが酷くなるため行うことができませんでした。白血病でも障害年金を申請できると聞きご相談に来られました。

 相談から請求までのサポート

奥様と二人でご相談に来られました。白血病は臨床所見と検査所見、一般状態区分で決まります。直近の検査で、臨床所見と検査所見は3級レベルはクリアできていましたので、申請したいということでご依頼されました。先生に診断書を書いてもらったところ一般状態区分も要件をクリアしていました。

 結果

障害厚生年金3級が決定し、年額122万円を受給することができました。

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