男性(40代)会社員
傷病名:慢性腎不全
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
障害厚生年金 年額:189万円
相談時の相談者様の状況
会社の健康診断により血糖値が高いため糖尿病専門医を受診するよう指示がありました。会社付近のクリニックを紹介され受診しました。検査の結果、HbA1cが13を超える非常に高い値が認められ、Ⅱ型糖尿病と診断されました。
服薬治療で月1回の診察が17年間続いていましたが、昨年の健康診断でクレアチニンが正常範囲を超えていたため、産業医から大きな病院での精密検査を指示されました。身体の自覚症状としては、足の浮腫が酷くなり、夕方にはパンパンになる状態でした。受診したところ、腎臓が悪くなっており即入院が必要と診断されました。腎臓の状態の指標となるeGFRは30程度であり、食事制限(蛋白質質50g、塩分6g、1,600lcal)が課せられ、体重は75㎏から62Kgまで落ちました。糖尿病のほうは、インスリン注射を使用して安定化を図り、食事制限の効果もあって途中から服薬のみの治療となりましたが昨年10月初旬には、いつ透析となっても良いようにシャント手術を受け、同月末日頃に人工透析開始となりました。
翌月退院し、それ以降は糖尿内科と眼科を月1回定期受診しています。現在は近医に転院し、週3回透析を行っています。透析を受けていると年金が受給できると聞きご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
初診は18年程前で個人医院でしたが、カルテが残っており受診状況等証明書は問題なく入手できました。後は特に問題もなく進めていくことができました。
結果
障害厚生年金等級2級を取得し、この加算も含め年間189万円を受給されました。