初診のクリニックではカルテは破棄されていたものの、双極性障害で障害基礎年金2級を取得し、年間78万円を受給できたケース

女性(50代)無職
傷病名:双極性障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害基礎年金 年間受給額:78万円

相談時の相談者様の状況

 夫の死により仕事が忙しく徐々に眠れなくなり、食欲、体力も減退して行く日々が続きました。日中の集中力は低下し、過呼吸発作も認められるようになりました。周囲からの指摘で精神科を受診し、不安障害として薬物療法を受けることとなりました。通院しながら仕事も続けていたが、通勤中の電車の中で過呼吸を頻回に起こすようになり、何度も電車を降りるような状態でした。医師よりパニック障害も併発していると言われ、薬の量が増え仕事を休むことになりました。
 再婚しましたが再婚しましたが夫と口論となり大量服薬、リストカットをして大学医学部付属病院で処置を受けました。しかし体調は悪くなる一方で、イライラすると感情を抑えられず暴言を吐くようになりました。薬の大量服薬や自傷行為も増え、救急車で運ばれることもありました。
 この頃は家に居るときは引きこもりほぼ横になって過ごしていました。家族にも強く当たるようになり、そのことが理由で離婚に至ってしまいました。また大量に買い物をして財布の中のお金を使い切ってしまうという行動を頻繁にするようになりました。
 現在近くの大学病院を紹介してもらい、3週間に1回受診しています。双極性障害と診断されており、必要最低限の買い物と通院以外外出することはできず、家に引きこもり日中もずっと横になって過ごしている状態で就労はできていない状況です。

相談から請求までのサポート

初診のクリニックには既に診断書がありませんでしたが、2件目のクリニックの受診状況等証明書に初診日時とクリニック名が書かれておりましたので、問題はありませんでした。後は家庭での状況を細かくヒアリングし診断書作成の資料といたしました。

 結果

障害基礎年金2級が決定し、年額78万円を受給することができました。

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