女性(30代) 無職
傷病名:うつ病
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年間109万円
相談時の相談者様の状況
社内の人間関係から体調を崩すようになりました。頭痛や不快感で病院を受診したところうつ病と診断されました。通院しながら働いていましたが、会社に知られてしまい休職をせざるを得なくなりました。死にたくてたまらず、薬の多量服用をしてしまった為実家に戻りました。
結局会社は退職しました。気力・体力的に疲れてしまい何もする気が起きませんでした。仕事はパートを転々とし実家で生活していました。病院が遠く、通院困難になり、治療を中断しました。自らインターネットで調べて、近くのメンタルクリニックを受診したところ、境界性パーソナリティ障害と診断されました。カウンセリングで良くなると言われ毎週通院していました。
しかしカウンセリングの効果があまり実感できず、金銭面の問題から通院を中止しました。状態は変わらず頭痛、朝起きられない、低音難聴になる、常にイライラしている、夜眠れないといった症状があり、日常生活にも就労状況にも支障をきたすようになった為、このままではまずいと思い再度受診することにしました。会社は休職し引きこもりの生活を送っていましたが退職となりました。
服薬しないと夜眠れず、夜寝れても朝起きられず、14時位まで眠る状態で近所への外出もすぐ疲れ、帰宅しすぐ眠る状態です。また人が大勢いると心臓が苦しなり、電車に乗れません。自分では金銭管理や、身辺整理等も全くできない為、現在は実家に戻り、家族の援助のもと生活しています。
相談から請求までのサポート
初診は10年程前でしたが当時のクリニックではカルテが残存していました。しかし認定日当時はフルタイムで働いていましたので厳しいという事をお伝えしましたが、本人の希望により認定日請求を行うことになりました。実際に診断書を取ってみますと、それほど悪いようには書かれてありませんでした。
結果
現症日で障害厚生年金2級を取得、年間109万円を受給することができました。