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障害年金という制度を知っていますか?
人工関節を挿入された方は障害年金をもらえる?
人工関節を挿入される方が、障害年金をもらえることは、未だにほとんど知られていません。
障害年金とは、病気や事故が原因で障害を負った方へ国から援助金が給付される制度です。
いかがでしたでしょうか?
漫画にもありましたように人工関節を挿入された方は毎年約60万円の障害年金が支給されます。
そして受給できるかどうかについてはマンガにもありましたように3つの要件を満たしている必要があります。
実際に人工関節の患者さんで障害年金を受給された方の事例
新横浜障害年金相談センターでは、多くの人工関節患者さんの障害年金受給をサポートしてきました。
下記に代表的な受給事例をご紹介します。
右肩変形性関節症で障害厚生年金3級を取得、年間86万円を受給できたケース
相談時の相談者様の状況
ご相談者の方は、8年ほど前に多発筋炎を発症されステロイド剤の大量投与の治療を受け、4年ほど前より、右肩痛に悩まされ右手指のしびれもあり温泉療法などを受けていられましたが、右上腕骨骨頭壊死の診断を受け、人工関節置換手術を受ける予定という事で障害年金のご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
障害の程度については、人工関節の置換手術を受けた場合は障害厚生年金3級となります。今回は既存障害である「多発筋炎」でのステロイドの投与の副作用で右上腕骨骨頭壊死が生じているため、初診は8年前にさかのぼります。
そのため事後重症請求での請求となるため、手術後すぐに申請できるように準備することを第一に処理を進めておりました。
ところが診断書を医師に依頼するにあたり、「右肩の人工関節装着程度では障害年金は申請できない」「手術後すぎなので、これからどう進行するかわからないので今は診断書が書けない」と言われ、障害年金は障害認定基準に従って審査され、人工関節の装着をしたことの記載をいただきたいことをはじめ、制度周りのことを知っていただくための文書の作成し医師へ診断書の記載をお願いしました。
医師からもご連絡をいただき、何とか診断書を作成していただくことが出来ました。
年金事務所に相談したときにも、「上腕の肩関節に人工関節を入れた程度では請求できない」とおっしゃる方もいます。
障害年金は障害認定基準により認定されることを丁寧に説明し何とか申請にたどり着くことが出来ました。
結果
結果、障害厚生年金3級を受給することが出来ましたが、申請予定月より1月余計にかかってしまいました。
このように医師や行政でも、誤解があるケースもあるため、制度が届くようにサポートしていくことが重要だと感じた案件でした。
※人工関節は部位、個数に関わらず3級認定となります。
新横浜障害年金相談センターでは、無料でご相談を受け付けております。
いかがでしたでしょうか?
ご自身やご家族の方が人工関節を挿入されており、障害年金をまだ支給してもらっていないという場合には、当センターの無料相談をご利用ください。
当センターの専門家が、受給できるかどうかや今後の流れなどについて、詳しくご説明します。いつでも相談を受け付けておりますので、お気軽にお申し込み下さい。
いつでも相談を受け付けておりますので、お気軽にお申し込み下さい。