急性大動脈解離による人工血管挿入で、障害厚生年金3級を取得できたケース

男性(50代):会社員
傷病名:急性大動脈解離
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
障害厚生年金 年間受給額:124万円 

相談時の相談者様の状況

腰、胸に激痛が走り、検査を受けたところ緊急手術の為、救急搬送されました。

急性大動脈解離スタンフォードA型人工血管置換術の緊急手術を受けました。

術後は開胸部、背中、鼠径部の痛みがあり、両足太もも感覚が鈍感、時々しびれがありました。

歩行のリハビリを行ないましたが胸、鼠径部の痛みで出来ない日もありました。退院後は、しびれが有り、車の運転や重量物を持つ事は出来ませんでした。

また、人混みや満員電車に乗る事も出来ませんでした。暫くして会社に復帰しましたが通勤時にめまいや、痛み、両足の鈍感、しびれは以前と同様にありました。

声のかすれも治らず、仕事時に不都合があります。重い物を持つ事や、走ることも胸の痛みが出る為、出来ません。

相談から請求までのサポート

障害認定基準では大動脈疾患について以下の様に規定されています。

3級

1 胸部大動脈解離(Stanford 分類A型・B型)や胸部大動脈瘤により、人工血管を挿入し、かつ、一般状態区分表のイ又はウに該当するもの

2 胸部大動脈解離や胸部大動脈瘤に、難治性の高血圧を合併したもの

(注 1) Stanford 分類A型: 上行大動脈に解離がある。

Stanford 分類B型: 上行大動脈まで解離が及んでいないもの。

(注 2) 大動脈瘤とは、大動脈の一部がのう状又は紡錘状に拡張した状態で、先天性大動脈疾患や動脈硬化(アテローム硬化)、膠原病などが原因となる。これのみでは認定の対象とはならないが、原疾患の活動性や手術による合併症が見られる場合には、総合的に判断する。

 (注 3) 胸部大動脈瘤には、胸腹部大動脈瘤も含まれる。

(注 4) 難治性高血圧とは、塩分制限などの生活習慣の修正を行った上で、適切な薬剤3薬以上の降圧薬を適切な用量で継続投与しても、なお、収縮期血圧が 140 mmHg以上又は拡張期血圧が90mmHg 以上のもの。

(注 5) 大動脈疾患では、特殊な例を除いて心不全を呈することはなく、また最近の医学の進歩はあるが、完全治癒を望める疾患ではない。従って、一般的には 1・2 級には該当し ないが、本傷病に関連した合併症(周辺臓器への圧迫症状など)の程度や手術の後遺症によっては、さらに上位等級に認定する。

 ・ 大動脈瘤の定義:嚢状のものは大きさを問わず、紡錘状のものは、正常時(2.5~3cm) の 1.5 倍以上のものをいう。(2 倍以上は手術が必要。)

・ 人工血管にはステントグラフトも含まれる

ご相談者様は急性大動脈解離スタンフォードA型で人工血管置換術を受けていましたが、診断書の一般状態区分表のイ又はウに該当する必要があるとご説明いたしました。

弊社のサポートシステムを御説明したところご依頼となりました。

結果

 障害厚生年金3級を取得、年間124万円を受給できることになりました。

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当事務所では、難病や申請に困難を感じる方でも受給出来るよう、 数多くの受給を成し遂げた実績のある我々社労士がサポート致します。 フォームに記入頂ければ、「現在お困りの症状で受給の可能性がどのくらいあるか?」を 後日折り返し、簡潔にお伝えいたします。

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