両側観音難聴で障害厚生年金2級を取得、年間30万円遡及額３２０万円を受給できたケース

女性（40代）　会社員
傷病名：両側感音難聴
居住地：横浜市
決定した年金種類と等級：障害厚生金2級
受給額：年額30万円　遡及額320万円

相談時の相談者様の状況

当社のHPよりお問い合わせいただきました。現在、身体障害者手帳3級をお持ちで、おり補聴器を使って生活している、言葉が聞き取りにくく不自由な状態ですが障害年金の受給はできるかとの問い合わせでした。当事務所でご面談させていただき、発病からのご様子や初診日や通院の情報等をお伺いいたしました。

社労士の見解

障害の程度については身体障害者手帳3級は「両耳の聴力レベルが90デシベル以上のもの（耳介に接しなければ大声語を理解しえないもの）とあり障害年金の認定基準では2級相当であることを確認しました。耳が突然聞こえなくなり初めて医師の診察を受けたときには厚生年金加入中で、保険料の納付も問題ない状態でした。発病時より聴力レベルが低く障害認定日の請求も可能と判断いたしました。

相談から請求までのサポート

初診時は「右難聴」、2件目で「突発性難聴」3件目以降に「感音難聴」となり傷病名は変わりました。途中機能性難聴の可能性も指摘されておりましたが、ご自身が閉所恐怖症のため検査ができない状態でした。診断書の聴力レベルが1級相当の所外レベルの場合は聴性脳幹反応検査等の他覚的聴力検査が必要になりますがが、聴力レベルが2級相当であったためオージオメータの測定だけで済みました。請求傷病名との関係等を医師とのやり取りで確認させていただくなどの対応をいたしました。また書類の取得等代行部分についても依頼者が在職中であることもあり特に配慮いたしました。