男性(30代)無職
傷病名:統合失調感情障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害基礎年金 年間受給額:78万円
相談時の相談者様の状況
同居されているお父様が当時入院中のご子息様のご相談にいらっしゃいました。
中学生時よりいじめにあい、高校生になるとうつ状態により病院を受診されました。
次第に家に引きこもり家族に暴力を振るう様になり、幻覚、妄想、幻聴も出現し30代になってからは暴力や破壊といった行動が顕著になり、ご家族は大変お困りの様子でした。
初診日や初診の病院を覚えていないとのことでご依頼されることとなりました。
相談から請求までのサポート
初診の病院ではないかと伺っていた病院はすでに廃業されていました。
現在受診されている病院に問い合わせたところ、診療録に高校生時代の受診状況が詳しく記録されていることがわかりました。
質問事項を細かく書いたお手紙のやり取りでお父様に病歴等の確認を行い、それと同時にご子息様の現在の日常生活の状況をヒアリングしました。
大変お困りの様子が見て取れ、それをまとめて医師にお伝えしたところ、診断書の内容も、お伝えした日常生活の状況を反映されたものとなりました。
結果
20歳前障害の事後重症請求で2級の障害基礎年金を受給することができました。
ご子息様は長らく仕事に就けていないこともあり、将来のことを心配されていました。
受給が決まり少し安心していただければと思います。