中度精神遅滞で障害基礎年金2級を取得、年間78万円を受給できたケース

男性(20代) 無職
傷病名:中度精神遅滞
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年間78万円

相談時の相談者様の状況

  幼少期より発達の遅れを感じていました。保育園では目を付けられていました。普通の子と違うかもとは思いながらも地元の小学校へ入学しました。他の子と違う行動が見られ学習面も困難な状況であり、思い切って子供の発達障害の専門医を受診しました。心理検査の結果、言語性、動作性にかなりの凸凹があり、本人は生き辛さを抱えているとのことでした。中学では他の小学校から入学してきた子供がいたり、教科担任制になったり環境が大きく変わり落ち着きませんでした。成績はオール1で内申点が取れない為進路を悩みましたが、不登校の子供がメインの高等に入学しました。高校3年時進路を考える時期には、学校で支援をしてくれる先生がいた為大学に進学することになり、AO入試で入学しました。
 平成24年に、激しい頭痛と吐き気に襲われ救急病院に行き検査の結果、腫瘍が見つかり抗がん剤と放射線治療の為1年間入退院を繰り返しました。障害者手帳の診断書をを書いてもらうために受診し、心理検査を行い、精神遅滞という診断を受けました。
 平成28年に療育手帳を取得し就労支援システムに通っていますが今現在就職はできていません。何に対しても反応が鈍く、こちらから聞かないと話を全くしない状態であり、家族の支援を受けて日常生活を送っています。

 相談から請求までのサポート

知的障害の場合、療育手帳があれば初診の証明に代えることができます。 障害認定日は20歳の誕生日になり、この前後3か月の診断書があれば認定日請求をすることができますが、残念ながら相談者様はこの期間受診されていませんでしたので事後重症請求をすることになりました。

 結果

障害基礎年金2級を取得、年間78万円を受給することができました。

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