男性(50代)無職
傷病名:うつ病
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額78万円、遡及額137万円
相談時の相談者様の状況
脳梗塞の後遺症で肢体不自由となった為、抑うつ的となり思う様に仕事ができなくなりました。ミスが重なり関係者より責められ、死にたくなるほど追い詰められました。うつ病と診断され、次第に食欲が無くなり、仕事への意欲がなくなり1日ベッドに横たわり眠っていました。体重は更に減り、歩くこともままならなくなり字も書けない状態が続いていました。ついには部屋から一切出ることができなくなり、1日中ベッドで横になって過ごすようになりました。トイレにも行くことができなくなり、紙パンツを着用するようになりました。
現在月1回受診していますが、日常生活の全てにおいて声掛けが無ければ行動できない状態にあり、仕事復帰の見込みは一切ありません。
相談から請求までのサポート
2度の脳血管疾患による肢体障害で、ご自身で請求されましたが、却下となってしまいました。どうしていいかわからず決定から半年ほどたってご相談に来られました。却下の理由を知るため、障害状態認定表を取り寄せたところ、脳出血と脳梗塞は別傷病であるにも拘らず、診断書には二つの傷病による肢体障害の状態が混在した内容になっているので、判定不能というものでした。当初、初めて2級で請求しようと思っていましたが、暫く受診しておらず医師が廃用でしか書けないと言われたため、肢体障害での申請は諦めざるを得ませんでした。しかしうつの症状が重い為、精神の障害で請求することに致しました。
結果
障害基礎年金2級が決定し、年額78万円、遡及で137万円を受給することができました。