女性(20代)主婦
傷病名:気分変調症障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害基礎年金 年間受給金額:78万円
相談時の相談者様の状況
初診が20年前の方でしたが、20歳の誕生日の前後3か月はちょうど海外留学中で、海外で精神科の受診はしていましたが、当時の診断書が取れず。
障害認定日での請求の可能性を求めてご相談に来られました。
お話をおうかがいしたところ、やはり海外の診断書を取得することは難しく、事後重症の請求だけになってもしょうがないという事でご依頼をお受けいたしました。
依頼から請求までのサポート
海外で受診している場合は、外国語の診断書を取り、翻訳を付ける必要がありますが、日本に戻ってきていることと、海外の病院がそのような対応ができなかったとのことで実際は外国の診断書を取るのは非常に困難です。
そのため最も障害認定日に近い帰国後の日本の病院に依頼をし、申立書を作成し認定日前後の診断書が取れなかった事情を記載し、当時の病状が推定される根拠を探して提出をしようと考えました。
当初、病院に連絡したところ、カルテはあるので診断書の記載は可能だろうとのお話でしたが、病状を伝える書類や記載にあたっての注意点等をご用意し、依頼者の方に診断書をもって病院へ行っていただきましたが、通院期間が短く、診断書の作成はしていただけませんでした。
そのため、事後重症請求のみの申請に切り替えざるを得なくなりました。
ご本人の病歴の内容を拝見すると、思いを描き切ろうとかなりの長文で、ポイントもぼやけがちであったため、内容を整理し、受診の状況や病状がわかるよう見直して、申請いたしました。
結果
20前障害の事後重症請求として、障害基礎年金2級の認定を受けることができました。認定日の請求の土俵に乗れなかったことが残念な案件でした。