男性(50代)無職
傷病名:うつ病
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
障害厚生年金 年額210万円、遡及額592万円
相談時の相談者様の状況
上司との人間関係から抑うつ状態が続くため、メンタルクリニックを受診したところうつ病と診断されました。一旦は改善しましたが半年ほどで不眠が再発し、被害妄想の様な感じもあった為、大学病院を受診しました。遠方の為、妻が探した病院を受診しましたが妄想が酷く気力も失われていました。
秋頃からから2ヶ月間休職することとなりました。翌春復職するも、同年夏には再び休職になりました。休職に入ってからも酷い不眠と、強いソワソワ感があり家にいても落ち着きませんでした。ひたすらだらだらと毎日過ごしていました。酷い妄想にも悩まされました。症状は改善されず悪化し、次第に薬の副作用が強くなりました。食事も水分も摂らない状況となり、急に倒れて動けなくなったり、一日中落ち着かず歩き回り錯乱のような状態となった為、夜中に妻が警察に連れて行き措置入院することとなりました。1ヶ月弱入院したところで、別の病院を紹介され医療保護入院となりましたがうつ状態が酷くほぼ寝ている状態でした。
退院後は近医を再受診することとなりましたが次第に生活のペースが乱れ始め、うつ状態が悪化し、食事も水分も摂らなくなりました。体重がどんどん減り40㎏を切った為大きな病院に入院し、退院後は2週間に1回外来受診しています。現在も十分な栄養が摂れるほどの食事はできておらず、元気な頃65㎏あった体重も48㎏からなかなか増えず、体力気力共に無く、一日の大半を横になって過ごしている状態が続いています。このようなご主人の状態を心配され奥様がご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
初診は4年ほど前で、それ以降毎月受診していましたので、障害認定日請求を行うことにしました。診断書を取ってみると認定日の先生も現在の先生もかなり状態が悪いと思っていらっしゃるようでした。受任から申請まで2か月程で申請できました。
結果
障害厚生年金2級を取得し、年額210万円、遡及で592万円を受給することができました。