女性(60代):主婦
傷病名:強迫性障害、パニック障害
居住地:神奈川県
決定した年金種類と等級:特別障害給付金
受給額: 年額50万円
相談時の相談者様の状況
結婚で転居しましたが、友人も無く孤立し、次第に不安焦燥が強くなりました。不安、息苦しさ、抑うつ気分などが出現し受診したところ不安障害と診断されました。疲れやすく、横になっていることが多く、洗濯以外の家事はできず、食事は弁当が多い状況でした。夫の転職で大学病院に転医しました。不安障害と診断され、抗不安薬、抗うつ剤を処方されました。食事は作れず、食器洗いもできませんでした。主治医が頻繁に変わることに不安を感じ転医したところ、強迫性障害、パニック障害と診断され、薬物療法と精神療法を継続しています。
相談から請求までのサポート
特別障害給付金とは、国民年金に任意加入していなかったことにより、障害基礎年金等を受給していない障害者の方について、国民年金制度の発展過程において生じた特別な事情にかんがみ、福祉的措置として設けられた制度です。対象は以下の方になります。
1.平成3年3月以前に国民年金任意加入対象であった学生
2.昭和61年3月以前に国民年金任意加入対象であった被用者等の配偶者
であって、当時、任意加入していなかった期間内に初診日があり、現在、障害基礎年金の1級、2級相当の障害の状態にある方が対象となります。
https://shinyokohama-shogai.com/5337 (弊社HP解説)
また、傷病名は強迫性障害、パニック障害でした。この傷病だけでは障害年金の対象にはなりませんが、気分変調症の病態を呈していましたので、診断書に記載いただきました。
結果
特別障害給付金2級を取得、年額50万円を受給できました。