適応障害で障害基礎年金2級を取得、年間78万円を受給できたケース

女性(30代)無職
傷病名:適応障害
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害基礎年金 年間受給額:78万円

相談時の相談者様の状況

中学校の頃のいじめをきっかけに、上の学校に進学しても、不精神的に不安定で精神科を受診されました。

その後も自傷行為を繰り返すなど何度か入院も経験されており、何度か仕事につくもののすぐに症状が悪化し退職されています。

現在も医師からは仕事をすることを止められており、将来の不安からお母さまとご相談に来られました。

相談から請求までのサポート

お話をおうかがいすると、入院を何度も繰り返すなど病状が重い状態でした。

ただ現在の病名が適応障害であるため、
長い病歴の中で二次障害としての精神疾患(うつ病)などの症状が出ていないかをおうかがいしました。

診断書を医師にご依頼するにあたって、請求傷病が適応障害になるため二次障害としての精神疾患の状態について、
診断書備考欄に傷病名とICD-10コードを記載していただくようにお願いいたしました。

医師も協力的で、備考欄に「うつ病エピソード(F32)を合併している」
との記載をいただき、無事に請求に至りました。

障害年金の障害認定基準には、「神経症にあっては、その症状が長期間持続し、
一見重症なものであっても、原則として認定の対象とならない。」とあり、

原則「適応障害」のみでは対象になりませんが、
「臨床症状から判断して精神病の病態を示しているものについては、統合失調症又は気分(感情)障害に準じて取り扱う。」

との記載があり、長い病歴の中で精神疾患を合併する場合もあります。

そのような場合でも一度ご相談いただければと思います。

結果

結果、障害基礎年金2級を受給することが出来ました。

現在はお勤めできておりませんが、年金の受給をきっかけに就労が出来るようになれば祈念しております。

他にも適応障害で受給した事例がございます

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