女性(60代)主婦
傷病名:線維筋痛症
居住地:大田区
決定した年金種類と等級:障害厚生年金2級
受給額:年額122万円
相談時の相談者様の状況
右腕の痺れを感じるようになり、徐々に全身に広がり仕事が難しくなってきました。症状が改善しない為、近医クリニックで精査しましたが原因不明との診断でした。通勤や歩行にはステッキが必要となり、座位での仕事もすぐに体が痺れ貧血状態になりました。家では這って移動か頻繁に休みながらの生活でした。家族の協力にて車椅子や住居整理をしましたが、勤務できる状態ではなく休職となりました。一向に症状が改善しない為、専門医を紹介され受診しましたが原因は特定できませんでした。全身の痛みが酷く、服薬しても終日症状が続くようになりました。やがて通院困難となった為訪問医に変更することとなりました。箸が使えず、手掴みでおにぎりやスプーンを使って食事をする状態が続いていました。
ネットで別の専門医を探し受診したところ問診と圧痛点から線維筋痛症の確定診断を受けました。投薬治療を受けましたが、改善が見られず、遠距離通院と痛みと痺れが強く車椅子座位での待ち時間が苦痛となり通院を中止しました。身体状態の回復の見通しが立たず休職期間満了となり、退職となりました。
現在、身体状態は変わらず、改善は見られません。心的ストレスや不安が強くなっており、日常生活は全て家族の援助に頼っている状態です。このような奥様の状況をご心配されたご主人がご相談に来られました。
相談から請求までのサポート
線維筋痛症による肢体障害での申請の場合、肢体の診断書に18か所の圧痛点のうち何か所圧痛が存在するのか、ステージが幾つかに該当するのかを書いてもらう必要があります。最初に細かくヒアリングをさせて頂き、その状況から可能性は高いと判断しご説明したところご依頼となりました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、年額122万円を受給することができました。