男性(30代) 無職
傷病名:うつ病
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額58万円 遡及58万円
相談時の相談者様の状況
就労中に適応障害・抑うつ症を発症され傷病手当を受給されていました。傷病手当を1年6か月受給満了されたことに気づいて障害年金の申請のご相談の連絡をいただきました。コロナ化で外出が難しいこともありZoomでご面談させていただきました。依頼に際して他と比較して依頼を検討したいとのことでした。面談の一週間後にご連絡いただきサポートさせていただくことになりました。
社労士の見解
厚生年金加入中に初診日があるため障害厚生年金の請求になります。お話をお伺いすると傷病手当受給満了後、半年以上経過していますが最近やっと外出できるようになったとのことでした。ご利用になられている就労移行支援も主にオンラインでの訓練が中心とのことでした。たまにある通所訓練が入るそうですが、その際は体調により通所できないこともあるとのことでした。お聞きした状況から日常生活はある程度自立できているものの就労にはまだまだ制限がつく状況で3級相当は間違えない病状と思いました。今後就労した場合もしばらくは低所得になることが予想されるため年金が必要な方だと感じました。
相談から請求までのサポート
現在の傷病名はうつ病ですが、診断書を拝見すると背景にADHDが関係しているとの記載があり発達障害もお持ちであることがわかりました。そのため出生からの状況を病歴に記載するため、お電話のヒアリングで病歴・就労状況等申立書をおまとめいたしました。お伺いする中で幼少からの生きづらさやうつ病発症の状況も先生にご記載いただいた診断書の内容と齟齬のないものになりました。
結果
結果、障害厚生年金3級を受給することができました。認定日請求のため傷病手当受給後の役年分も受給されました。現在自立に向かって就労移行に通所されているご状況でしたので、年金の受給が自立の一助になればと思います。