男性(20代)無職
傷病名:エーラス・ダンロス症候群
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
障害基礎年金 年間受給額:78万円
相談時の相談者様の状況
中学生(13歳)のときに発症、疼痛がひどく、徐々に歩行困難な状態で、20歳の誕生日を前に区役所の年金相談窓口で年金相談をされ、準備を進めるものの、書類作成が大変なことと、病状が正しく伝わるような診断書ができるのか心配されて、お母さまがご相談に来られました。
エーラス・ダンロス症候群は皮膚、関節の過伸展性(脱臼、亜脱臼、各種組織の脆弱性を特徴とする遺伝性疾患で、様々なタイプがあり、症状も様々です。
ご相談者の方は関節可動亢進型(Hypermobility type)で疼痛が強く、全身の関節が緩く、脱臼を繰り返している状態で、慢性的に関節痛がある状態で、身体障害者手帳の等級も病気の進行に伴い5級から3級に進んでおり、特に歩行は困難な状態とのことでした。
肢体障害の障害認定基準をご説明し、初回申請時にきちんと病状が伝わるようにサポートさせていただくことになりました。
相談から請求までのサポート
今回の請求は、エーラス・ダンロス症候群による肢体不自由、特に両下肢の状態から、日常生活における動作の状態を相談者の方の状況が伝わるように依頼しました。
筋力低下も著しいため、その点もきちんと表現されているように診断書依頼時に資料を添付しました。
出来上がった診断書も、ご依頼者の方の病状が伝わるような十分な内容でした。
結果
20前障害で20歳からの障害年金の受給を目指してのご相談でしたが、スムーズに障害認定日請求で障害基礎年金2級を受給することが出来ました。
請求にあたって、診察券や当時の診断書や手帳の診断書など病状の変化や状況がわかる資料を多くいただき、病歴の作成や意思への診断書依頼時に非常に参考になりました。
ご相談の際は資料を多くいただけると非常に有効だと感じた案件です。