統合失調症、軽度知的、広汎性発達障害で就労はできず家族の援助が常時必要な状況となり、障害基礎年金2級を遡及で受給できたケース

男性(20代):無職
傷病名:統合失調症、軽度知的、広汎性発達障害
居住地:神奈川県
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額: 年額78万円 遡及額52万円

相談時の相談者様の状況

 小・中学校では1年生時から成績は著しく悪く、家ではゲームばかりするようになりました。発達障害の検査を受ける為、メンタルクリニックを受診したところ、軽度精神遅滞、適応障害と診断されました。家ではゲーム依存のような状態で、昼夜逆転、睡眠時間が足りず学校で寝ることが増えました。やがて幻聴、幻視が現れ主治医より統合失調症と診断され、現在まで症状の改善には至っていません。昼夜逆転し、ゲーム依存と思われる状態が続いています。また、時々大声を出し暴れ、他者への暴力等はありませんが部屋の壁に穴をあけることがあります。家族以外の人との交流は全くなく、日常生活を1人で営むことは不可能であり、援助が常時必要な状況となっています。

相談から請求までのサポート

 お子様のご相談でお父様からお電話をいただきました。初めは役所にご相談に行かれたようでしたが、役所の対応に不満を感じHPをご覧になりご連絡をいただいたようでした。療育手帳のB1をお持ちで、現在は家に引き籠り状態で、通院は月一回お父様の車で通院しているとのことでした。その他日常生活状況をお聞きし、受給可能性についてお話ししたところお電話にてご依頼となりました。

結果

 障害基礎年金2級を取得、年額78万円、遡及で52万円を受給できました。

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