女性(40代)主婦
傷病名:筋ジストロフィー
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額123万円
相談時の相談者様の状況
30歳頃から小走りすることが困難となりました。運動不足だと思い運動や散歩を心掛けましたが全く効果を感じませんでした。手すりにつかまり踏み出さなければ階段を上がれなくなっていました。40才頃になると平地歩行時にも力が入らなくなり、歩き方を指摘される頻度も多くなった為病院を受診し、筋力の検査を行ないましたが、専門の病院で詳しい検査を勧められ、筋力の検査、CT撮影、血液検査を行ないました。1人で歩く時は壁や手すりなどで支えながら歩き、椅子などから立ち上がる時はどこかに手をつかないと立ち上がれない状況でした。
入院して筋生検等を行った結果、肢帯型筋ジストロフィーと診断されました。勧められたステロイド療法を受けましたが、歩行困難の改善には至らず、もとからあった痛みが数週間ほど軽減する程度でした。副作用等のリスクを考慮し、治療は中止となりました。現在年1回の検査を指示されており、気になることがある場合は受診しています。痛みに対して薬が処方され、現在も服用中です。このような状態で障害年金が受給可能か電話でのご相談となりました。
相談から請求までのサポート
まずは御本人の状況をヒアリング致しました。現在1人で歩くのには不安があり、移動する時はそばに誰かに居てもらい杖をつき反対側を支えてもらいながら歩いている状況でした。家事は家族の援助を受けながらなんとかこなしていますが、買い物は夫が必ず同伴し、洗濯物は高い所には干せない為、低い場所で干してから家族に高い所に上げてもらっていました。また、取り入れることもできない為、高校生中学生の子供達が手伝ってくれています。日常生活は家族の援助が必須の状況でした。このような状態を総合的に判断し、受給可能性についてお話を致しましたところ、御依頼となりました。
結果
障害厚生年金2級が決定し、年額106万円を受給することができました。