自閉症スペクトラム障害で職場の配慮を受けながらの就労となり障害厚生年金3級を取得、年額60万円を受給できたケース

女性（30代）：会社員
傷病名：自閉症スペクトラム障害
居住地：埼玉県
決定した年金種類と等級：障害厚生年金3級
受給額：年額60万円　

相談時の相談者様の状況

　大学卒業後、特別養護老人ホームで介護職として働いていましたが、実習中に強い倦怠感を感じ、クリニックを受診し薬物療法を開始しました。その後結婚、出産しましたが、夫との関係や育児の負担から精神的に不安定になり、無理心中を考えるほど追い詰められました。服薬しながら復職したものの、物忘れの悪化、思考がまとまらない、仕事中涙が止まらないなどの状態であり仕事にも支障を来たした為、発達障害を疑い受診したところ自閉スペクトラム症の診断を受けました。現在は一般雇用で働いていますが、障害があることを職場の上司には伝えて配慮をもらいながら就労を継続していますが、欠勤が多く安定した就労が困難です。また訪問看護を利用し、日常生活の支援を受けています。

相談から請求までのサポート

　HPからお電話でお問い合わせがありました。ASDで辛い状態ながらも一般就労で働いているとのことでした。メンタル疾患の場合、就労しているとマイナス要素に働きます。特に一般雇用の場合さらに厳しくなります。ただ御相談者様の場合、会社に障害の事を伝えてあり、特に配慮を受けての就労という事でしたので、どういった就労状況かを会社に記してもらいました。

結果

　障害厚生年金3級を取得、年額60万円を受給できました。

投稿者プロフィール

社会保険労務士　遠藤隆: 当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は神奈川県横浜市・川崎市を中心に、全国対応の障害年金申請サポートを行っております。障害年金について少しでも疑問、質問、不安のある方の相談にのり、「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。サポート依頼をするかどうかは後で決めれば良いです。まずはお気軽に相談ください。相談実績11,500件以上の事例をもとに、一緒に考え、解決していきましょう！