中度知的障害で障害基礎年金2級を取得、年額82万円を受給できたケース

女性(20代):会社員
傷病名:中度知的障害
居住地:神奈川県
決定した年金種類と等級:障害基礎年金2級
受給額:年額82万円

相談時の相談者様の状況

 幼稚園に入園後、4歳頃から全身脱力が見られました。母親が異常を感じ、クリニックを受診しましたが異常なしとされました。その後、大学病院へ転院し、MRI検査によりもやもや病と診断されました。脳の血行再建術を受け、高次脳機能障害と半身麻痺が残りました。退院後は年2回のMRI検査を受けました。小中学校では学習の遅れが目立ち、クラスメイトに助けられることが多く、家族のサポートを受けながら学習を続けました。高校はクリエイティブスクールに進学し、テストではなくレポート提出で補いました。卒業後は工場でライン作業に従事し、配慮を頂きながらかろうじて就労を継続しています。現在も家族の援助なしでは日常生活が難しい状況です。

相談から請求までのサポート

 お母様からお嬢様のご相談がありました。療育手帳B1をお持ちで、現在一般雇用で工場に勤務しているとのことでした。ご依頼いただき手続きを進めていきましたが、就労中の場合、会社に配慮の内容を明記いただいております。しかしながら今回は会社の理解が得られずこの書類を取得することができませんでした。そこで請求人の高校時代のスクールカウンセラーの方のご協力をいただきました。この方は会社と請求人との間の橋渡し的な役割をしていらっしゃいましたので、配慮の状況を詳しく書いていただきました。

結果

 障害基礎年金2級を取得、年額82万円を受給できました。

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