脳脊髄液減少症で障害基礎年金2級を取得、年額78万円を受給できたケース

女性（30代）：無職
傷病名：脳脊髄液減少症
居住地：神奈川県
決定した年金種類と等級：障害基礎年金2級
受給額：年額78万円

相談時の相談者様の状況

　テラスから誤って転落し救急搬送されました。腰椎圧迫骨折と診断され入院しました。退院後も下肢痛が改善されず、やがて全身痛が発生し、ほぼ寝たきり状態となりました。大学病院に転院したところ症状から脳脊髄液減少症と確定診断されました。現在、全身の強い疼痛、めまい、ふらつき、光・音過敏、記憶力・集中力の低下、著しい倦怠感があり、ほぼ外出はできず、車いすでの生活を余儀なくされています。日中のほとんどを臥床している状態です。

相談から請求までのサポート

　ご両親とご本人の3名でご相談に来られました。車椅子でお越しになり、ヒアリングの段階では障害年金に該当しそうな状態でした。線維筋痛症や化学物質過敏症などは確定診断がついた時点を初診ととられる傾向にあります。転落事故が原因のようでしたが、ご本人の希望もあり確定診断が出た時点を初診日として申請を行いましたが、年金機構から返戻があり事故の日を初診として訂正を行いました。