注意欠如多動性障害(ADHD)で障害厚生年金3級を取得、年額59万円を受給できたケース

男性(40代) 会社員
傷病名:注意欠如多動性障害(ADHD)
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額59万円

相談時の相談者様の状況

小さい頃から周囲と行動を一緒にすることができませんでした。宿題や提出物を忘れることが頻繁でした。また、指示された通りに行動をしたり、やるべきことをきちんとやり遂げることができませんでした。「読む」「書く」「計算する」「会話をする」等がうまくできず、特に朗読は苦手でスラスラと読めたことはありませんでした。高校卒業後、インテリアデザイン事務所で働きながら短期大学の通信教育課程に入学しましたがテキストを読んでも一回で理解できず何度も読んで理解を深めるしかありませんでした。

短大卒業後、デザイン事務所でお客様とのコミュニケーション業務が発生するようになり限界を感じ退職しました。その後ディスプレイ等を扱う仕事に就きましたが、長時間勤務とコミュニケーションを求められる仕事内容について行けず2ヶ月程度で退職となりました。その後職を転々としますが、ミスや不注意があまりに多くなり抑うつ状態となった為、精神科を受診したところ、ADHD(注意欠陥障害)と診断されました。

自動車部品の組み立て溶接作業の会社を退職した後、更に転職を繰り返し、新たにステンレス加工製造ライン・検査業務に就きましたが、不注意から失敗することが多く、複数のタスクを同時にこなすことができない為、周囲からは努力不足と判断されてしまいました。

ミスや不注意が重なり、うつ状態が悪化し現在休職中です。安定して就労を継続することができず、最近では意欲低下が著しい状況です。

相談から請求までのサポート

初診は4年程前でしたので手続き的には何も問題はありませんでした。障害認定日当時は一般就労でフルタイム勤務をしていましたので、御本人のご希望で事後重症請求をすることになりました。申請時は休職中でしたが3級ギリギリといった内容で、念のため見直しをお願いしましたが結局していただけませんでした。

結果

障害厚生年金3級が決定し、年額59万円を受給することができました。

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