男性(20代) 学生
傷病名: シャルコー・マリー・トゥース病
居住地:東京都
決定した年金種類と等級:障害基礎金2級
受給額:年額78万円
相談時の相談者様の状況
お子様が20歳を迎えるにあたって、お母さまからご相談をいただきました。「シャルコー・マリートゥース病」という難病で、小学校の頃から異変があり近位の整形外科を受診されていらっしゃいましたが、原因がわからず、運動障害などの症状が強くなった高校生の頃に、大学病院で確定診断を受けられました。現在は主に両下肢の機能が低下しており、20歳での障害認定日請求の申請のご相談で、ご面談させていただきました。
社労士の見解
シャルコー・マリートゥース病は主に主に末梢神経障害により、四肢、特に下肢遠位部の筋力低下と感覚障害を示す疾患で、指定難病です。そのため最初は原因がわからず初診の特定が難しい傾向があります。障害の状態については四肢全般にわたる傷病であるため日常生活活動動作の状態を中心に、関節可動域・筋力・巧緻性・速さ・耐久性などを考慮し身体機能の状態をウ強敵に評価することになります。ご相談者の状態は主に両下肢の筋力低下大きく足の変形もあり補装具なしの状態では歩行が難しい状態でした。参考にお持ちいただいた身体障害者手帳の診断書の記載からも2級相当に該当する状態でした。
相談から請求までのサポート
発病からのご様子についてお両親より細かにご記載いただいたこと、またご面談に当たって身体障害者手帳写し、難病申請時の臨書調査個人票の写しどの資料をいただき書類の作成にとても役立ちました。確実に2級認定されるように診断書の記載内容の確認をいたしましたが両足の筋力・関節可動域日常生活活動動作ら足の障害状態について漏らすことなく記載されていることを確認し請求いたしました。
結果
結果、20歳の障害認定日に基礎年金2級を受給することが出来ました。