膵癌で障害厚生年金3級を取得、年額58万円を受給できたケース

女性(50代) 無職
傷病名:膵癌
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害厚生年金3級
受給額:年額58万円

相談時の相談者様の状況

 食欲不振、嘔吐感、気持ち悪さと痛み(腹部、背部、腰部)に襲われ、仕事中もたっているのが辛く、痛みで夜も寝れない日が続いたので、医者に診てもらうことにしました。胃薬を処方され、胃カメラの予約を入れましたがもらった薬は全く効かず起きているのもつらい状態で、予約日まで待っていられなかったので、別の病院を受診し胃カメラの検査を受けましたが良好という結果でした。しかし1ヶ月に7キロも体重が落ちてしまったので、検査入院したところ膵尾部癌の疑いとなりガンセンターへ紹介状を書いてもらいました。入院中はほとんど食事を摂れない状態で食欲不振、嘔吐感、痛みが続いていました。内視鏡検査、血液検査の結果、膵癌との診断を受け抗癌剤治療の為再度入院しました。入院中はやはりほとんど食事がとれず、下痢に悩まされました。 

 退院後も抗癌剤治療の為週に1度通院していましたが相変わらず食事がほとんど摂れず下痢に悩まされていました。日常生活においては長時間立っていられない為食事の支度や洗濯物が干せない状態でした。また抗癌剤治療の後は血小板値が下がるので、医者から転んだりぶつけたりしないよう注意をうけていました。体重は14キロ減少しました。定期検査で肺に転移が見つかり抗癌剤が変わりましたがその副作用で脱毛、関節痛、痺れ、倦怠感に悩まされました。

 家事はほとんどできず、階段も手すりがなければ上り下りできない状態でした。現在も抗癌剤治療の為週に1度通院していますが下痢が酷く外出は難しい状態です。ガンでも障害年金が受給できると聞きご連絡を頂きました。

 相談から請求までのサポート

 外出が難しい為、受診日に病院で待ち合わせをし、ロビーでご相談となりました。ガンでの申請は一般的に難しい部類になるとご説明いたしましたが、ぜひ申請したいとのご希望でした。認定日ではそれほど悪くなかった為、事後重症請求を行うことにしました。

結果

障害厚生年金3級が決定し、年額58万円を受給できました。

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