ネフローゼ症候群により、障害認定日で障害厚生年金3級を取得し、遡及で146万円を受給できたケース

女性(40代)無職
傷病名:ネフローゼ症候群
居住地:横浜市
決定した年金種類と等級:障害認定日で障害厚生年金3級
受給額:遡及額146万円

相談時の相談者様の状況

 食欲不振、全身のだるさ、異常なまぶたの腫れ、その他の足や腹部のむくみ、体重の急激な増加などの症状があらわれ、職場でPCを打つこともままならない状態だった。近くの病院を受診し、尿検査・血液検査を受けたところ、「ネフローゼ症候群」の可能性が高いため、大きな病院を紹介され、受診したところ「ネフローゼ症候群」と診断され、約1年間の休職となりました。
 絶対安静の指示を受け投薬が開始されました。顔や全身のむくみが酷く、呼吸も苦しい状態が続きました。また副作用による強度の不眠の症状が現れ、精神的に不安定になりました。
 退院後は自宅療養を開始しました。病院への受診は、概ね月2回程度のペースで通院していました。ステロイドによる副作用で倦怠感・不眠が常に続いていました。その後ネフローゼが完全に再発してしまい、2度目の入院となりましたが、1年以上の休職は認められない為すぐに職場に復帰しましたが、体調不良は続いていました。ステロイドの量を増やして仕事を続けていましたが、再発となり、入院となりました。不眠や強度の倦怠感は変わらず続いており、入院中は殆ど眠れませんでした。
 現在は、不眠、うつ、倦怠感の症状が強くみられ、家事もできない日も多く、強めの睡眠薬と安定剤を出されているが、睡眠はほぼまともにとれていない状態です。           

相談から請求までのサポート

  ネフローゼ症候群で障害年金3級に認めてもらうには以下の3つの要件を満たしていることが必要です(2級以上はありません)。

①    尿蛋白量(1日尿蛋白量または尿蛋白/尿クレアチニン比)が3.5(g/日またはg/gCr)以上を持続すること
②    血清アルブミン(BCG法)が3.0(g/dl)以下であること
③    血清総蛋白が6.0(g/dl)以下であること

 障害認定日においてご相談者様は入院をされていましたので、かなり数値的には悪いと予想されましたので、障害認定日請求をすることになりました。

 結果

 事前の予想通り、障害認定日当時は数値的に悪く、障害厚生年金3級を取得できましたが、現症日は病状が改善されていましたので、障害状態には該当しませんでした。結果遡及だけが認められ、146万円を受給することができました。

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